ハンドメイド初心者でも大丈夫!! 子供服手作りワンピース

子ども服ハンドメイド女の子

 

子供服のハンドメイドに挑戦したい!

でも、

「初心者でも作れる子ども服の本ってどれ?」

「裁縫が苦手でも素敵なワンピースが作れるのかしら?」

「一人で作りたいけど、裁縫の本を見ても作れる気がしない…」

こんな悩みを抱えて、なかなか挑戦出来ていないという方いませんか?

 

ミシンは中学高校の家庭科で触ったレベルの私。

3歳、1歳の子どもの子育てでまとまった時間が取れなかった私。

毎日へとへとになり夜は子どもの寝かしつけで寝落ちしてしまう日々。。。

そんな私でもワンピースを手作りすることができました!!

 

今回は、製作したワンピース、参考にした書籍や製作中の悩み(初心者ならではの悩みだと思います)などを紹介しちゃいます。

ハンドメイド初心者さん、私はこうやって子どものワンピース完成まで辿り着きましたよ!

ぜひ参考にしてくださいね。

 

1.ハンドメイドしたワンピースはこれ!

今回紹介するワンピースはこちらです!!

 

「ワンピースの写真」

 

色はシックな赤

素材はウール混でフォーマル感を(手芸店で割引セールしていました ♪)

サイズは90

当時1歳の娘のために作りました。

1歳用にしてはちょっとサイズが大きい気がしますよね。

せっかく作るので、今回だけ着てすぐサイズアウト!というのは避けたくて、大きめに作って何年も着てもらう計画です。

 

2.なぜワンピース作りに挑戦したのか?

私がなぜ娘のワンピースをハンドメイドしようと思ったのかをご説明しますね。

我が家には息子(第1子)の七五三というイベントが近づいていました。

初めての七五三。

主役の息子はスーツでビシッとかっこよくきめました。

さて、1歳の娘はどうしよう。

主役ではないけれど、フォーマルな装いにしたいな。

ということでフォーマルなワンピースを探していました。

しかし、市販のワンピースはフリル感たっぷりの可愛らしいテイストばかり。

私の趣味の問題ですが、フリル、ピンク系のテイストはどうも苦手で。。。

シンプルでナチュラルテイストのワンピースを求めてハンドメイド作品の販売サイトを覗いて見ますが、

 

たっ、高い!!

 

素敵な作品はありましたが、ちょっとお値段が。

そして私のイメージしているワンピースにドンピシャ当てはまるものはありませんでした。

 

ショッピングモールをさまよっていると、本屋さんで子ども服の手作り本が目に入りました。

パラパラとめくってみると、

「おぉ。なんて素敵な雰囲気の服がいっぱいあるんだ!」

「なぜこういう服が売ってないの〜。探しているのはこういうやつ〜!!」

「あ、これは作ってみろという神のお告げなのか。」

「完成するか分からないが、やってみよう。うん。」

 

後日、手芸店で素敵な色の生地を見つけることが出来、ワンピース作りに挑戦することとなりました。

 

3.参考にした子供服作りの書籍

今回のワンピースはこちらの本を参考に作りました。

 

 

 

「小さな子どもの手づくり服」miit 新垣美穂 文化出版局

定価:1400円(税別)

 

サイズ80〜110の実物大パターンつきで、シンプルだがふわっとしたナチュラルな雰囲気だが、子どもらしい可愛さもある。

私の探していた雰囲気の服ばかりです!!

 

作ったのは「フレアワンピース」というものですが、本に掲載されているものをそのまま作ったわけではなく、ちょっとアレンジしました。

 

4.ワンピース製作中の悩み、考えたことや工夫点

ワンピースを作るにあたっていろいろ考えました。いろいろ悩みました。

ハンドメイドに慣れていない、初心者の私は次のようなことを考えたり悩んだりしました。なので完成までに時間がかかってしまったのです。

STEP1.構想

手を動かす前に、どういうワンピースにしようかなと考えました。

元々のデザインは、後ろ開きで、背中側に上から下までボタンがついているので作りやすそう。

でもこれだと、本人が一人で着るようになった時にボタンを全部留めたり、外したり、大変かも。

ワンピースの上部に1つボタンの方が好きだな。

でも1つボタンのデザインだと難しくなるな。

パターンもちょっと書き換えなければいけないが出来るだろうか。

と、作り始める前から悩み、着手するまでに時間がかかってしまいました。

同じ本に掲載されている「ショートロンパース」が私の求めている背中1つボタンのワンピースに応用出来そうだったので、背中部分は「ショートロンパース」のパターンを参考に書き換えることにしました。

 

STEP2.パターンの書き写し

ワンピースの出来上がり像も決まったので、いよいよ作業開始です!

まずは本についている型紙からフレアワンピースのパターンをハトロン紙に書き写します。

 

初心者の私にはパターンを書き写すのも慣れない作業。

ハトロン紙にパターンを書き写して、縫い代分も追加して線を引きます。

本来なら各パーツごとに書き写したらハサミで切ります。

しかし、初心者の私はそんなことも知らず、全てのパーツを重ねて書き写してしまったのです。

パーツが少ないワンピースだったのに、ここまでの作業で2時間かかってしまいました〜。

子ども達が眠った後に始めたのでここで一時中断。

やれやれ。完成までにどれだけ時間がかかるのだろうか。。。

 

STEP3.布の裁断

次は布を裁断します。

パターンを布にまち針で固定して、ハサミでちょきちょき。

したいところですが、パターンの写し方を失敗したので先に仕上がり線と縫い代線を布に写します。

チャコペーパーとルレットを用いて写しますが、パターンの紙が大きいのですごくやりにくかったです。

合印なども写し忘れずに!

ハサミで裁断しますが、ここで問題発生。

まち針で固定してカットしているはずなのに切り取った布がずれてしまいます。

なぜなのだろうか。。。

そして裾をアイロンで折る。

ここまでの作業でまた2時間ほどかかりました。

またまたここで一時中断です。

 

STEP4.縫い合わせる

後は本の作り方に沿って作っていきます。

作業がゆっくりな私は当然ながら全ての工程を一気に進めることは出来ません。

今回は身頃だけ。

身頃は背中部分を変えたので、「ショートロンパース」の作り方を見ながら進めていきます。

次は袖をつけて。

袖を身頃にまち針でとめる作業があるのですが、なぜかしら、合印が合わない!!

パターンを正確に写したはずなのに合印が合わないなんて事があるのでしょうか。

仕方がないのでなんとなく合わせてまち針でとめます。

袖山を縫うという作業、これまた苦戦しました。

まち針で出来上がり線を揃えてとめたのに、いざミシンで縫ってみると、身頃と袖の出来上がり線が揃わないのです。。。

細かい性格なので気になりますが、布を表に返して確認すると特に違和感なく出来ている気がしたのでよしとしました。

一度縫った糸を解くのはかなり労力がいるので妥協できました(笑)。

 

それぞれ2時間くらいかかってしまうのですが、何かに没頭する時間というのはとても気持ちのいいものです。

 

トータル約8時間の作業時間。

毎日作業出来るわけではなかったので、着手してから完成まで2週間くらいは時が過ぎていましたね。

 

最後、ワンピースが形になった時の感動と言ったらありません。もう最高です!!

早く娘に着て欲しい気持ちでいっぱいでした!!

 

5.完成したワンピースを娘に着せてみた

1歳の娘に着てもらうと想像以上の可愛さ。

自分で作ったというバイアスがかかっているかもしれませんが、可愛く見えました。

完成したワンピースは少し大きめ。

なので裾を少し短くしました。

短くする際、ピシっと折り目をつけずにまつり縫いすることでふんわり仕上がりました。

 

その後も何度かワンピースを着てお出かけなどしました。

成長してからは裾を短くしていたまつり縫いを解いて通常モードで着ています。

もうサイズアウトなのでこのワンピースともおさらばです。あぁ悲し。

 

6.子供服ハンドメイドの反省点

今回のハンドメイドのワンピースですが、初心者にしては上出来だと思います。

我ながら頑張った!

ただ、反省点があります。

それはパターンの書き写し方と生地の選択。

パターンをハトロン紙などに書き写すときは各パーツごとに独立して書き写すこと。

紙をケチって複数のパーツを重ねて書き写すと、後々の作業(裁断、仕上がり線の書き写し)が面倒なことになります。

 

今回使用した生地はウール混の生地です。そのため次の問題が発生しました。

 

・手洗いしないとゴワゴワしてしまう。洗濯が面倒でした。

 洗濯機で洗えたらもっと着る機会を増やしたのに。。。

 

・裏地をつけなかったので、直接肌に触れるとチクチクすると嫌がられた。

 裏地をつければよかったかな。

 

生地に関する知識が乏しいためにこのようなことになってしまいました。

生地選びって大事ですね。

どんなに素敵なデザインでも着心地が悪いと子どもは着てくれないですよね。

 

これからハンドメイドを始めようとしているみなさんは、生地選びも慎重に!

服作りの参考書籍には使用された生地も記載されているのでそれに従って作ると間違い無いですね。

 

時間はかかりましたが、これからも子ども服のハンドメイドを続けていきたいなと思える一品が出来ました。

 

みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね。

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